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売上が留学奨学金になる自動販売機

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学生の留学を手助けする自動販売機

新潟大学「五十嵐キャンパス」内で、工学部が利用している玄関近くに、売上の一部をこれから留学を考えている学生に支援する奨学金として活用される自動販売機が設置されたことはご存知でしょうか。

既に留学を経験された方は、感じるかもしれませんが、留学は決して費用でありません。学生によっては、留学をしたくても経済的な苦しさから一歩踏み出せない人もいるはずです。

こうした経済的負担を軽減するために、2014年(平成26年)に文部科学省がはじめた海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPANプログラム」の一環で、新潟県内で初めて設置の試みがなされました。

寄付型自動販売機では、並んでいる飲み物の種類も豊富で、購入時に品質を気にしてしまうような飲み物もありませんので、感覚的に通常の自動販売機として利用できます。特に気にする必要のない自動販売機であるため、利用者数も多く、2019年(平成31年・令和元年)5月時点すでに約30人が売り上げの一部から留学制度が利用されるほどです。

留学しやすくなることで日本人がもっと、海外に焦点を当てて将来の職行計画を立てられます。そもそも世界の共通言語として使用される英語を話せる人は日本にどれくらいいるでしょうか。

世界では2か国以上の言語を扱える人が多い中、英語を全く話せないという日本人は数多くいます。今回の自動販売機のような制度が増えれば、日本も今より世界を相手にビジネスを展開できるでしょう。

東京オリンピックを前に

文部科学省の計画では、東京オリンピック開催年の2020年までに高校生6万人、大学生12万人の海外留学を目指しているそうです。当初の計画では高校生3万人、大学生6万人ほどでしたが、2倍もの数値を目標に挙げていることから、この寄付型自動販売機の利便性を感じます。

海外の留学制度を利用するしないにかかわらず、学生は積極的に寄付型自動販売機の利用が望ましいといえます。

また、寄付型自動販売機の普及率が上がれば、比例して海外留学生も多くなることが期待できます。NPO法人寄付型自動販売機普及協会にアクセスすることで、寄付型自動販売機を無料で設置、入れ替えを行なってくれるので、まだ取り入れていない高校や大学は、この寄付型自動販売機の設置、利用を取り入れると良いでしょう。

日常の生活でよく利用している物を工夫して、今回の寄付型自動販売機のような日本の将来のためなる実用物が普及されていくことが望ましいでしょう。